父親の役割についてのメモ

子どもの成長に合わせて定期的に絵本を送ってくれるサービスがある。
義理の母がそれをやってくれていて、子ども向けの絵本に加えて親に向けた書籍が送られてくることもある。
先日送られてきた佐々木正美『子どもへのまなざし』という本は、いろいろ考えさせられる部分が多く、夫婦で内容について話し合ったりして、とても勉強になったと感じている。
父親としてメモしておきたい部分を書いておこうと思う。

夫との会話が育児不安を少なくする

著者は、母親が育児に対する不安を感じることについて、社会の状況や人との関係などをあげている。その中で、育児における父親の協力や関係についての項があった。

いくつかの調査がしてあります。子どもの父親が、育児を協力してくれると母親が感じている場合には、お母さんは疲労を感じにくい、いらだちも感じにくいということがはっきりわかります。~中略~
さらに、ここで興味深いことがわかりました。育児はほとんど手伝ってくれないが、日常の生活において、夫とのコミュニケーションに満足を感じているお母さんは、おなじように疲労を感じにくいし、いらだちにくいし、不安も感じにくいのです。ですから、具体的に育児そのものを手伝ってくれる、これはもちろんたいせつなことです。けれども、ほとんど手伝ってはくれないが、夫との日ごろのコミュニケーションに十分満足しているという母親と、夫が育児に協力してくれると感じているお母さんとでは、調査結果で読み取れるものには、ほとんど差がないということです。 

 20年前の本だからイクメンなどの言葉もなかっただろう。育児は母親が中心で父親はそれを手伝う、という価値観のもと書かれているように感じるが、夫婦二人で育児をするという価値観で子育てしていても父親のあり方という点で改めて勉強になった。

 

娘が生まれて間もない頃、赤ん坊にとって母親の存在は絶大なものがある、と私は思った。赤ん坊と母親の生き物としての深い繋がりみたいなものを感じた。
著者も書いているが、特に乳幼児期までは、母親が果たす役割を父親が担うことはできないと私も思う。

 

そこで父親はどうすれば良いのか。
父親に求められるものは母子の関係を心理的に支える役割だと著者は書いている。
夫婦のコミュニケーションを大切にして、母親として妻が育児をしやすい状況をサポートする。
もっと言えば、母子を中心に家族の状況や、父親の働き方なども含めて、育児をしやすい状況、環境を父親が積極的に作っていく必要があると私は感じている。それには夫婦での話し合い、コミュニケーションが不可欠になる。

 

母親がいらいらしながら子育てをしているなら、これは父親が良い状況・環境を作れていないという点で父親の力不足である。

 

妻にはおおらかな気持ちで育児をしてほしい。
労働・家事・育児だけでなく、家族を総合的にサポートするという大仕事も私は担っているのだと気持ちを引き締めた。